「句動詞を覚えながら音の連結を完成させる講座 1」 go after 解説(その2)
句動詞 go after 解説(その2)
7月24日(日)実施の「句動詞を覚えながら音の連結を完成させる講座 1」第1回目スクーリングで扱った句動詞 go after についての補足解説を続けます。
今回は(*意味2)「法的になんらかの措置を取る」を説明いたします。
go after (somebody) で「(犯罪者、規則に違反する行為を行っている人に対して)法的に何らかの措置を取る・処罰するために捕まえる」という意味になります。政府、警察などのような法的な権限を持った機関などを主語とします。
同様の意味で crack down on (somebody) を使うこともできます。
go after (somebody) も crack down on (somebody) も「違反者を強く取り締まる」という意味になりますが、これら2つの句動詞には若干の違いがあります。 go after (somebody) には「違反者を探して捕まえる」という「捕まえようと必死に探している」部分が強調されているのに対し、crack down on (somebody) では「取り締まりをより強化する」という「取り締まりや罰則の強化」に重点が置かれています。ただしどちらにも「違反者を見つけ出して罰則を与える」という意味が含まれています。
(例)The government decided to go after violators. 「政府は違反者に対し法的措置を取ることに決めました。」
(...次回に続く)
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